日が暮れて見通しが悪くなる夕方、高齢者の歩行中の交通事故が多くなっています。

交通事故に遭わないためには、高齢者自身の安全対策も大事です。

歩行中に多い高齢者の交通事故
最近、65歳以上の高齢者の交通事故が増えています。昨年末、豊前市内でも3件続けて交通死亡事故が発生しました。
高齢者の交通事故死亡原因の約半数は「歩行中」の事故です。特に、夕方から夜にかけての時間帯で多くなっています。夕方は、交通量が多くなり、日が落ちて見通しが悪くなるため、交通事故の危険が高まる時間帯。高齢になり、目や耳、身体の機能などが衰えてくると、危険を察知したり、とっさの行動をとったりするのが遅れてしまうため、事故に遭う危険がより高くなるのです。

黒っぽい服より明るい服を
白や黄色などの色のほうがドライバーからよく見えます
反射材を身につける
服や靴などに反射材をつけるとドライバーからよく見えます
自動車が来ないか十分確認を
夜間は車の速度や遠近感が分かりにくくなります。自動車が 来ないことを十分確かめてから、道路を渡りましょう

 

自分で守る姿勢が大事
高齢者の歩行中の死亡事故では、本人が第一当事者となったケースも少なくありません。そのほとんどは、「信号無視」や「走行車両の直前直後の横断」「横断禁止場所での横断」など、高齢者自身の交通ルール違反が原因です。交通事故を防ぐ基本は、交通ルールをきちんと守ることと心得ましょう。
また、自分が歩いていれば、自動車は気がつくだろう、止まって道を譲るだろうと、相手を当てにしていては、交通事故は防げません。ドライバーは歩行者に気がつかなかったり、運転マナーが悪かったりする場合もあります。自分から周りの自動車に注意し、安全を確かめながら歩くこと、自分の安全は自分で守る姿勢が大切です。
 
自分の身体の変化を知ろう
だれでも、加齢に伴って、身体の機能や能力は変化します。それに気づかず、無理をしてしまうことが、事故の危険につながります。
自分の身体の変化をちゃんと知ることが、交通事故を防止するための第一歩です。下のチェック項目で、自分の身体の状態を確認しましょう。
  • ものが見えにくいことはありま せんか?
  • 音が聞こえにくいことはありま せんか?
  • 体のバランスを崩すことはあり ませんか?
  • 歩く速度が遅くなっていません か?
今回高齢者の事故が多発したために紙面で注意喚起をしましたが、事故は高齢者に限らずたれにでも降りかかってくるものです。注意して足りないことはありません。皆さんが自発的に事故抑制に取り組みましょう。